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執筆者の写真安藤志保

「認知症世界の歩き方」モニター開催

三原市役所の有志の方々にご協力いただいて、「認知症世界の歩き方」ワークショップのモニター開催をさせていただきました!合わせて人気の「コミュニティコーピング」もご体験いただきました!


 

はじめに


認知症やその疑いで行方不明になる人は年々増加傾向で、見つからないままとなる人が年間200人余りに上る昨今。全国で行方不明になった人は、10年で2倍に増えるという深刻な問題になっています。


「認知症とともに生きるまち大賞」や、「認知症になっても安心して一人歩きを楽しめるまちづくり」など、全国で取り組まれているように、関係者のみならず、まちのみんなが日常的に気に掛け合うことが大切です。


また、ご家族やお友達が認知症になったり、自分自身も「大丈夫かしら?」と心配される方が多いようで、認知症について関心が高まっていると感じます。


そこで、サステナブルみはらも「認知症世界の歩き方」公認ファシリテーター(旅のガイド)になりました!


ご参考情報

▼「認知症世界の歩き方」ワークショップについて

▼「認知症世界の歩き方」プロジェクト背景や、プロジェクトに込めた思い



 


認知症世界の歩き方


お休みの土曜日午前(9:30-13:00)にご参加くださった有志のみなさん、ありがとうございました!まず「認知症世界の歩き方」から。



「認知症のある人が生きている世界」がわかる14ストーリーの中から、「ミステリーバス」「ホワイトアウト渓谷」「七変化温泉」「トキシラズ宮殿」「カイケイの壁」「創作劇場タイタニック」を体験。


認知症の方の行動例を読んで、カードを使いながら、行動の背景を想像したり、その行動に対する対応策を考えたり、話し合ったりのワーク、そして最後に、絵を見ながら”間違い探し”のような感じで、”問題探し”のワークも行いました。


体験していただいて、

  • 2時間あっと言う間だった

  • これまでに受講した聴講だけの研修より分かりやすかった

  • 「認知症世界の歩き方」の本は知っていた。体験できて良かった

  • 認知症の方々の気持ちをもっと大切にする必要があると思った

  • 専門職も学ぶ必要がある内容だった

などのフィードバックをいただきました。


 

コミュニティ・コーピング


ゆるーい感じながら、緊迫感もある「コミュニティコーピング」。今回もとっても盛り上がりました!1チームはあっと言う間に破綻。もう1チームは、ゴールまであと少しのところで破綻しました。やる気あふれる職員さん達で、問題解決に向かうパワーが大きく、悩みをきく段階が少し後回しになってしまったかもしれません。



人間関係が希薄になったと言われて久しい日本社会ですが、いろんな場で、地域のことを考える対話の糸口にしていただけるのではないかな!と思うコミュニティ・コーピングです。


コミュニティ・コーピングの活用事例についても、少し紹介させていただきました。


 

最後に


先日行った「夜カフェ」ワークショップが好評で、「夜カフェ」と「認知症世界の歩き方」「コミュコピ」も相性が良さそうなので、開催できるといいな!と思案中です。開催の折は、ぜひたくさんの方に体験していただきたいです。



 


サステナブルみはらでは、自分自身も子ども・孫の世代も、安心して生きられる地球環境・社会を引き継げるよう、様々なテーマでワークショップを行っています。


17のゴール、169のターゲット、232の指標のSDGs。この全体像を理解して、ゴールに向けて動く人がもっともっと増える必要があります。


ワークショップの進め方、振り返りや問いを変えることで、様々な年齢層、立場の方に応用可能です。


組織のリーダーシップ向上・チームビルディング研修、中学・高校・大学の授業なども承りますので、お気軽にお問い合わせください。



2030年のSDGsゴール達成に向けて歩み出す人が増えますように!!!

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