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執筆者の写真安藤志保

夜のカフェで認知症を考える

更新日:5月16日

夜カフェシリーズ第3弾は「認知症世界の歩き方」をやってみました!平日の夜というお忙しい時間にご参加くださったみなさん、ありがとうございました!


 

チェックイン


自己紹介と、認知症の方との関わりを話していただきました。これまで直接の関わりはないけれど、これからありそうという方や、自分のことが気になって・・という方や、認知症の方のお世話を長年されて看取ってこられた方や、お仕事として接しておられる方など、多様な方々にご参加いただきました。



認知症の方が生きている世界、見ている世界への旅に出発です!


認知症にまつわる誤解や偏見、そして、認知症とはどういうものなのか基礎情報を共有して、いよいよ認知症世界への旅に出発です。14ストーリーの中から、今回の訪問先は「ミステリーバス」「トキシラズ宮殿」「創作劇場タイタニック」「ホワイトアウト渓谷」「七変化温泉」「カイケイの壁」でした。





旅から戻って、ケーススタディ


認知症の方の視点から事象を捉えた後は、具体的な事例(ケース)を読んで、認知機能にどんなトラブルが起きているのか、そのトラブルを緩和する方法として、どんなことができそうか、それぞれ考えて、グループごとに対話。さらに、寝室の絵を見ながら、認知機能のトラブルが起こりやすい、生活の障壁になりがちなポイントを見付けるワークで終了。





チェックアウト


  • 自分が介護していた頃に比べて、格段に良い時代になった

  • みんなが理解することが大切。特別扱いでなく対応できるように

  • デザインの視点が印象的。ソフト面での対応ばかり考えていたが、ハード面に様々な可能性がある!

  • 病気ではないのだとわかった

  • 施設やまちのデザインなどが変わっていくことで、認知症の方の暮らしや、みんなの認識が変わっていく

  • 自閉症の症状と似ている

  • できる人に合わせる時代から、できない人に合わせる時代へ

  • 若年性認知症の方もおられ、職場でもこういうデザインや考えを取り入れ、社会生活に落とし込んでいく必要がある

  • 環境が及ぼす影響や、小さなもの1つひとつの積み重ねで結果が現れていることを改めて痛感した

  • 病気に目を向けがちだったが、仕事上訪問させていただくお宅が思い浮かんで、安全な暮らしの視点でできることがありそう

  • 「施設=ハコ」のイメージを変えるような施設ができるとよい

など、たくさんのご感想をいただきました。


  • 横文字が多くて分かりにくい

  • カードの字が小さくて読めない

  • ストーリーに乗り切れなかった

などのフィードバックもいただきました。対応をはかってまいります。


カフェロンドさんのInstagramご投稿


今回もカフェロンドさんの、くつろぎやすい空間で、シカさんやカワセミさんにも見つめられながら、良い時間を過ごさせていただきました。「またやりたい!」というお声もいただき、感謝です。みなさん、ありがとうございました!!!



 


サステナブルみはらでは、自分自身も子ども・孫の世代も、安心して生きられる地球環境・社会を引き継げるよう、様々なテーマでワークショップを行っています。


17のゴール、169のターゲット、232の指標のSDGs。この全体像を理解して、ゴールに向けて動く人がもっともっと増える必要があります。


ワークショップの進め方、振り返りや問いを変えることで、様々な年齢層、立場の方に応用可能です。


組織のリーダーシップ向上・チームビルディング研修、中学・高校・大学の授業なども承りますので、お気軽にお問い合わせください。



2030年のSDGsゴール達成に向けて歩み出す人が増えますように!!!

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