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認知症世界の歩き方@JAひろしま女性部三原地区本部様

執筆者の写真: 安藤志保安藤志保

JAひろしま女性部三原地区本部様の令和6年度女性セミナー閉校式の研修として、「認知症世界の歩き方」を実施させていただきました。昨年は同じ機会で「風水害24」をご体験いただき好評で、今年は「認知症世界の歩き方を!」とのご依頼をいただき、大変ありがたいです。

「認知症世界の歩き方」公式webサイト  https://issueplusdesign.jp/dementia_world/


 


認知症とは?


まず、「認知症とは?」のお話から。一般的にマイナスイメージばかりの認知症。中には事実と違う偏見もありますよ。認知症と物忘れの違いの話では「あるある」エピソードに笑いが起きていました。



認知症世界の旅へ


ミステリーバスに乗って、旅の始まりです。「あらー、どしたん?」「どうなっとるん?」と、みなさん反応良く認知症世界を体験してくださっていました。


認知症世界の動画「ミステリーバス」「トキシラズ宮殿」「創作劇場タイタニック」「ホワイトアウト渓谷」「七変化温泉」「カイケイの壁」を見ていただき、それぞれ、どんな認知機能トラブルが起きているのか、また、実際の生活面での行動を解説しました。認知症の方の介護経験や、ご自身の体験から、大きく頷いたり、「そうそう、混乱するんよね」など共感されたり、というご様子でした。



ケーススタディ(推論と対話)


2つの具体的なエピソードについて、認知機能のトラブルの例が書かれている赤いカードを参考に推理して、さらにどんな対応をとるのが良いか青いカードを参考にアイデア出しをしてもらい、グループごとに対話してもらいました。みなさん真剣!そして、体験談も盛り込みながら楽しそうにお話しされていました。



生活環境デザインの原則


最後に、認知症の方にやさしい生活環境デザインの4原則と20のチェックポイントをお伝えして、寝室のイラストを見て、改善が必要なポイントを考えていただきました。みなさん、しっかりポイントをつかんでくださっていました!



 


認知症を楽しく学ぶ、認知症世界の旅を終えて


高齢の方もわかりやすく、認知症を学ぶ楽しい講座。たくさん考え、笑って、話し合いながら、お1人ひとりポイントを持ち帰っていただけたようです。


長生きできるようになり、誰もが年齢とともに少しずつ少しずつ認知機能が働きづらくなり認知症になる可能性がある今。認知症で年間2万人もの方が行方不明になる今。認知症になっても、幸せに、より良く生きることができる三原のまちを実現できるように、認知症理解者を増やしていきましょう。



 


サステナブルみはらでは、自分自身も子ども・孫の世代も、安心して生きられる地球環境・社会を引き継げるよう、様々なテーマでワークショップを行っています。


17のゴール、169のターゲット、232の指標のSDGs。この全体像を理解して、ゴールに向けて動く人がもっともっと増える必要があります。


ワークショップの進め方、振り返りや問いを変えることで、様々な年齢層、立場の方に応用可能です。


組織のリーダーシップ向上・チームビルディング研修、中学・高校・大学の授業なども承りますので、お気軽にお問い合わせください。



2030年のSDGsゴール達成に向けて歩み出す人が増えますように!!!

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