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認知症の見方が変わる!「認知症世界の歩き方」実践編ワークショップ

はじめに


1年以上ぶりの参加者公募のオープン企画での開催でした。「三原市民保健・福祉まつり(2025.10.25に開催)」で1時間の講演をさせていただいたところ好評をいただき、1時間の講演では十分お伝えできないこともあるので、2時間のワークショップを行いました。



認知症世界、旅のガイド


今回は、こんな旅の出で立ちで。

ファシリテーター兼「旅のガイド」として帽子にリュックを背負ったいでたちで話すあんでぃ
ファシリテーター兼「旅のガイド」として帽子にリュックを背負ったいでたちで話すあんでぃ

認知症の基礎講座


まず、認知症ともの忘れの違いなど、認知症の基本情報をお話しします。認知症になる人が2040年まで右肩上がりに増え続けることが予測されていましたが、その将来推計のもとになった久山町での調査研究で、取り組みの結果、認知症有病率が下がったことや、認知症の発症を遅らせることが可能であることなどもお伝えしています。

久山町で認知症有病率が下がったグラフ
久山町で認知症有病率が下がったグラフ

認知症発症を遅らせる実践の1つ、脳トレにもチャレンジ!

自分の左手が右手に勝つようにじゃんけん
自分の左手が右手に勝つようにじゃんけん


「センセイトーク」のお題で自己紹介


一緒に「認知症世界」を旅するみなさんの自己紹介タイム。「センセイトーク」のカードを引いてもらい、それぞれ引いたカードのお題で自己紹介していただき、とても楽しい時間になりました。旅仲間のみなさんの距離がぐっと近づいた感じです。

「センセイトーク」のカード
「センセイトーク」のカード

ミステリーバスに乗って、認知症世界の旅に出発


ミステリーバスの動画を見る参加者のみなさん
ミステリーバスの動画を見る参加者のみなさん

記憶や時間の感覚が変わりトラブルが起きる例を「ミステリーバス」「トキシラズ宮殿」「創作劇場タイタニック」で、空間のトラブルの例を「ホワイトアウト渓谷」というストーリー動画で、それぞれ見ていただきました。



ケーススタディ「歩きたくなる?!集めたくなる?!」で推理


「早朝、パジャマにお気に入りのジャケットを羽織って出かける歩さん」のエピソードを読んで、行動の背景にどんな認知機能のトラブルがあるのか、また、そのトラブルを解決・緩和する対策として、どんなことができそうか、赤いカードと青いカードを使って、推理していきます。



認知機能のトラブルを推理する赤いカードと、対策を考える青いカード
認知機能のトラブルを推理する赤いカードと、対策を考える青いカード

ケーススタディの解説に、「あーっ!なるほど!」と声が上がっていました。




まとめ


続いて、五感のトラブル「七変化温泉」、注意・手続きのトラブル「カイケイの壁」のストーリー動画を見ていただき、もう1つのケーススタディを行った後、認知症にやさしい生活環境デザインの4原則をお伝えしました。

認知症にやさしい生活環境デザインの4原則の解説を熱心にメモされる参加者のみなさん
認知症にやさしい生活環境デザインの4原則の解説を熱心にメモされる参加者のみなさん

そして、今日の講座の学びの総まとめとして、間違い探し的に、イラストを見て、認知症の方にとって認知機能のトラブルが起こりやすい、生活の障壁になりそうなポイントを見つけてもらいます。みなさん、バッチリ!!!

問題探しのイラストを熱心に見るみなさん
問題探しのイラストを熱心に見るみなさん

認知症の方々が暮らしやすいまちは、誰にとっても暮らしやすいまち。認知症フレンドリーなまちづくりデザインが、三原市民の教養(Liberal arts)になりますように!三原市議会議員さん3人がご参加くださり、政策反映いただけると幸いです。

「『認知症世界』を三原市民の教養に」と話す旅のガイドあんでぃ
「『認知症世界』を三原市民の教養に」と話す旅のガイドあんでぃ

ご感想


  • 誰もが住みよいまちづくりをしていくことが大切

  • ご近所の認知症の方が毎日散歩されており、声掛けしているが、尊厳を大切に対応をしていきたい

  • 父が初期の認知症と診断された。認知症を遅らせることができるとわかり、自分でできることを自分でやれるように対応したい

  • 母が認知症か?物忘れか?と思っていたが、暮らしやすくできるようにしていきたい

  • 義父と妻の厳しいやり取りが日々あるが、人として理解すること、尊厳を大切にしたい

  • 商店街の高齢者施設入所者の方々に接する機会があるが、居心地の良い場所づくりをしていきたい

  • 認知症の方が、普通にできることとできないことがあること、またそれが個人によって異なること、ケースバイケースの対応が必要であることが分かった


認知症の誤解や偏見をとく「認知症世界の歩き方」を体験していただき、それぞれに活かしていただけそうで良かったです。認知症への誤解や偏見がなくなり、おおらかに見守り助け合えるまちにしていけますように。



自己紹介で使った「センセイトーク」 https://weschool.jp/

超高齢社会体験「コミュニティコーピング」 https://comcop.jp/

介護にそなえるボードゲーム「カイゴクエスト」 https://kaigoquest.com/

もみなさん興味津々で見てくださり、ご質問もたくさんいただきました!




サステナブルみはらでは、自分自身も子ども・孫の世代も、安心して生きられる地球環境・社会を引き継げるよう、様々なテーマでワークショップを行っています。


17のゴール、169のターゲット、232の指標のSDGs。この全体像を理解して、ゴールに向けて動く人がもっともっと増える必要があります。


ワークショップの進め方、振り返りや問いを変えることで、様々な年齢層、立場の方に応用可能です。


組織のリーダーシップ向上・チームビルディング研修、中学・高校・大学の授業なども承りますので、お気軽にお問い合わせください。


2030年のSDGsゴール達成に向けて歩み出す人が増えますように!!!



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