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執筆者の写真安藤志保

ゲームで楽しく認知症を理解!

はじめに


一般公募で「認知症世界の歩き方」ダイアログの”初期版”を行いました!

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!これまでに参加された方からのクチコミでのお申し込みが多く、大変ありがたいです!


”初期版”は、これまで実施した講座と何が違うのか・・・というと、

  1. カードが大きい!

  2. 参加者が得点を競うゲーム性がある

のが大きなポイントで、特にカード・文字の大きさについては、ご年配の参加者さんから「見えない/見えにくい」とご指摘いただいたこともあり、試してみよう!と思い立ちました。


 

”初期版”ダイアログ始まり~


ファシリテーターとして、JOY&JOIN代表の乾昌志さんにおいでいただきました!


ミステリーバス


最初のストーリー「ミステリーバス」を見て、認知症の方に何が起きているのか想像します。


「ミステリーバス」と共通する機能のトラブルが、他にどんな状況を引き起こす可能性があるか、テーブルの上のカードから、それぞれ3枚ずつ選びます。みなさん真剣!


「なぜそのカードを選んだか」、グループごとで1人ずつ説明します。


グループ内の共有が終わったところで、正解の発表です!


創作ダイニングやばゐ亭 / カクテルバーDANBO


同様の流れを、別のストーリーで行います。


 

おつかれさまでした!


競争が目的ではないですが、正解が多くて10点以上だった方が3人おられました!


最後に大事なポイントを確認していきます。


ダイアローグを終えて


印象に残ったこと

  • 認知症の方の困り事がたくさんあることが分かった

  • 認知症の方の行動や症状の背景や理由が理解できた

  • 認知症だけでなく、育児や発達障害にも通ずるものがある!!とても身近なものである!!ということ

  • 五感が敏感になるということ

  • 若い人の考え方に驚かされました。年を感じさせられました

  • 聞くだけではなく、カードやゲームを通して、より認知症の方の考えや見方を少し体験できた

  • 認知症の家族を看取ったが、こういう状態だったのかなと思った

  • 若くても入院などで機能が衰えることがある。日々多様な刺激を受けていることを改めて気付かされた

  • 専門職だが、「本人の視点から考える」という機会が少なく、勉強になった

  • 30年間福祉職。「認知症世界の歩き方」を読んで感動して、今日参加した。認知症のことをみんなが理解したら、介護に携わる人たちもラクになれると思う


やってみようと思うこと

  • 当事者の人を少しでも理解できるようにしたい

  • 認知症の母とよくケンカをしてしまう。何か改善できれば。

  • 認知症の人との付き合い方を考える

  • 認知症の人が困った時に何ができるかの工夫を単元ごとに出し合うグループワーク

  • まずは、この本を読んで、他のストーリーも見てみたい


 

ワークショップの評価

評価理由

  • 認知症について具体的に理解することができたので

  • 優しい気持ちで認知症の症状を知ることができたから

  • ゲーム形式でとても学びやすかったです!

  • これまで、それぞれの認知機能の障害は学んできたが、それがどんな行動に繋がっているのかを、ゲームを通して学ぶことができたから。グループの方とお話しするのも、新鮮だった

  • 認知症のさまざまな行動が何から来ているのかが理解出来た

  • 自分の経験と事象に対する理路整然と考える差が分かり、良い勉強になりました

  • 認知症についてのわかりやすい説明とカードを使ってのグループトークが良かったです!

  • ゲーム感覚で認知症の基礎が分かった思いです


乾さん、ご参加のみなさん、お声掛けくださったみなさん、ありがとうございました!!!



乾さんのFacebook投稿より




 


サステナブルみはらでは、自分自身も子ども・孫の世代も、安心して生きられる地球環境・社会を引き継げるよう、様々なテーマでワークショップを行っています。


17のゴール、169のターゲット、232の指標のSDGs。この全体像を理解して、ゴールに向けて動く人がもっともっと増える必要があります。


ワークショップの進め方、振り返りや問いを変えることで、様々な年齢層、立場の方に応用可能です。


組織のリーダーシップ向上・チームビルディング研修、中学・高校・大学の授業なども承りますので、お気軽にお問い合わせください。



2030年のSDGsゴール達成に向けて歩み出す人が増えますように!!!


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