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執筆者の写真安藤志保

認知症世界の歩き方@ふれあいの郷かもがわ様

「認知症世界の歩き方」実践ワークショップを、コミュニティハウスふれあいの郷かもがわ様のスタッフ研修として実施させていただきました。9月29日開催のオープン講座にご参加くださったスタッフ様が「やりたい!」と話を進めてくださり、とんとん拍子に開催の運びとなりました。ありがとうございます!


 

かもがわスタッフ様から、入居者様や関係機関の方々へもお声掛けくださり、多様な立場の方々により一緒にご体験いただきました。「認知症世界の歩き方」実践ワークショップ、いざスタート!よろしくお願いいたします!



 

チェックイン


まず、テーブルごとに1人ずつ「最近嬉しかったこと」を話していただいて、業務から研修ワークショップへのリセットタイム。なごやかに話が盛り上がり、日頃の施設の楽しい雰囲気が伝わってきます。



「認知症世界」への旅


認知症について、一般的なイメージや基礎的な情報など短いレクチャーの後、認知症の方が生きている世界、見ている世界への旅に出発します。14ストーリーの中から、今回の旅先は、

・ミステリーバス

・トキシラズ宮殿

・創作劇場タイタニック

・ホワイトアウト渓谷

・七変化温泉

・カイケイの壁



旅から戻ってケーススタディ


2つの具体的なエピソード(ケース)を読んで、認知機能にどんなトラブルが起きているのか、そのトラブルを緩和する方法として、どんなことができそうか、考えていただきます。日々のご体験から推理力を発揮され、機能トラブルのカード44枚、アクション発想カード27枚が「全部関係ありそう!」という声も上がっていました。



オープン講座で1度体験してくださったスタッフ様が、入居者様のサポートもしてくださっていました。



最後は、寝室の絵を見ながら、認知機能のトラブルが起こりやすい、生活の障壁になりそうなポイントを見付けるワークです。


 

実践ワークショップを終えて


印象に残ったこと、やってみようと思うことなど

  • トイレの謎(複数)

  • 影にも注意が必要、なるほど!

  • グループワークでそれぞれの視点考え方があり、楽しくできた

  • 日々の声掛けに意識していく

  • カードを選択しながら利用者様に対応

  • 最後に習ったたことは、実践できることばかりなのでこれから実践していこう

  • トイレの場所をわかりやすくするために扉を開放する

  • ひとりひとりの症状に合わせて対応する

  • 相手の方に寄り添う対応、介護を心掛けたい



ワークショップの評価

評価の理由

  • 詳しくは知ることがなかったので、認知症の方がどういった気持ちでいるのか、どんな世界に生きているのかが知れて良かったです。

  • 認知症についてわかりやすく教えていただき、グループワークも皆で意見交換できりと楽しい研修時間でした

  • 詳しく状況説明をきけて良かった

  • 楽しく認知症について勉強ができました

  • もう少し専門的な実践もしたかった

  • 認知症の人のことを考えるプロセスが面白かった

  • 時間が短すぎた


 


入居者様が、ご自身の体験エピソードをお話しくださったり、認知症について質問してくださったり、当方としても大変貴重な機会をいただくことができました。「カードを読み切れずもったいない」というご意見もいただいたので、専門職の方々の研修を想定した構成を再考してまいります。


コミュニティハウスふれあいの郷かもがわ皆様に心から感謝申し上げます。大変ありがとうございました!


コミュニティハウスふれあいの郷かもがわ様ウェブサイト


ケアビレッジは現在満室とのことですが、軽トラで畑仕事に行かれる入居者様もいらっしゃったり、施設というより「大きな家」のような温かい雰囲気を楽しませていただきました。



 


サステナブルみはらでは、自分自身も子ども・孫の世代も、安心して生きられる地球環境・社会を引き継げるよう、様々なテーマでワークショップを行っています。


17のゴール、169のターゲット、232の指標のSDGs。この全体像を理解して、ゴールに向けて動く人がもっともっと増える必要があります。


ワークショップの進め方、振り返りや問いを変えることで、様々な年齢層、立場の方に応用可能です。


組織のリーダーシップ向上・チームビルディング研修、中学・高校・大学の授業なども承りますので、お気軽にお問い合わせください。



2030年のSDGsゴール達成に向けて歩み出す人が増えますように!!!

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