9月14日に「認知症世界の歩き方」ダイアログの”初期版”を行ったところ、第2弾を望む声をいただき、急遽9月29日に「認知症世界の歩き方」実践ワークショップを開催しました!
2回連続でご参加くださった方々、急なお誘いに応えてくださったみなさん、大変ありがとうございました!!!
旅の前に
ご参加みなさんのレスポンス度高く、自己紹介から笑いが起きる楽しい雰囲気で始まりました。看護師や施設スタッフなど専門職の方、現在ご家族の介護中の方、認知症の方との直接の関わりはこれまであまりない方など、様々な立場からのご参加です。
まず、認知症とモノ忘れの違いなど、基礎的な情報を共有して、旅の準備です。
認知症世界の旅へ
認知症の方が生きている世界、見ている世界への旅に出発です!14ストーリーの中から、今回の訪問先は「ミステリーバス」「トキシラズ宮殿」「創作劇場タイタニック」「ホワイトアウト渓谷」「七変化温泉」「カイケイの壁」でした。それぞれの状態を引き起こす機能トラブルについても学びます。
旅から戻って、ケーススタディ
2つの具体的なエピソード(ケース)を読んで、認知機能にどんなトラブルが起きているのか、そのトラブルを緩和する方法として、どんなことができそうか、それぞれ考えて発表していきます。本人の行動を受け入れた上で、その行動によって自分が困らないために●●する!など、想像力豊かに様々な対策があげられました。
さらに、寝室の絵を見ながら、認知機能のトラブルが起こりやすい、生活の障壁になりがちなポイントを見付けるワークを行い、まとめの話で終了しました。
チェックアウト
デザインで解決できることが結構ありそうと思ったので、実現できるよう、がんばって活動したい。
これまでやってきたことを当たり前の対応と思っていたが、新たな視点を得られた。認知症の人にやさしくなれそう。
解決策がありそうと思えた。見える化などできると思う。
認知症世界の旅にワクワクドキドキする気持ちで臨んだ。「認知症の方に対して、否定しない」ときいたことがあったが、背景などを理解でき、視点が変わった。また学びたい
急な企画となりましたが、世界認知症月間に「認知症世界の歩き方」ワークショップを少しでも多くの方にお届けすることができて良かったです。
三原市立中央図書館での「認知症とともに生きる」特集も9月30日で終了ですが、「認知症世界の歩き方」以外にもたくさんの本が取り揃えられています。ワークショップにご参加くださった方が「これ愛読書です!」と言われた本もありました^^
サステナブルみはらでは、自分自身も子ども・孫の世代も、安心して生きられる地球環境・社会を引き継げるよう、様々なテーマでワークショップを行っています。
17のゴール、169のターゲット、232の指標のSDGs。この全体像を理解して、ゴールに向けて動く人がもっともっと増える必要があります。
ワークショップの進め方、振り返りや問いを変えることで、様々な年齢層、立場の方に応用可能です。
組織のリーダーシップ向上・チームビルディング研修、中学・高校・大学の授業なども承りますので、お気軽にお問い合わせください。
2030年のSDGsゴール達成に向けて歩み出す人が増えますように!!!
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