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2030SDGsで行政職員研修

はじめに


広島県地球温暖化対策地域協議会のつながりで、世羅町役場様のエコアクション21職員研修を実施させていただきました!


世羅町の温暖化対策協議会(TEAM)は、県内で11番目に生まれ、役場が事務局を担っておられ、町民を巻き込んだイベントや活動を展開され、新エネ・再エネにも早くから目を向け取り組んでおられて、素晴らしいなぁ!とずっと思ってきました。


▼ご参考情報:脱温暖化センターひろしまとTEAM


エコアクション21のほうも、広島県内の自治体では、広島県、福山市と世羅町のみの取り組みで、環境面の政策を長年しっかり進めてこられている世羅町さんから職員研修のご依頼をいただき、大変喜んでいます。


 


職員みなさんで「2030SDGs」


研修時間が90分と短かったのですが、聴講だけのセミナーよりワークショップをオススメさせていただき、役場から徒歩10分くらい離れていますが、広く動きやすい会場をご準備いただきました。


当初のご相談で、午前午後に分けて全職員で・・という担当職員さんの熱い思いでしたが、年度末で、異動発表の日・・ということもあり、60人のご出席でした。それでも全職員さんの3分の1近くですごいです!



【午前の部】

ファシリテーター2名で2つの世界でゲームを実施しました。似た傾向ではありましたが、社会の指標で少し差が開いたようです。個人目標の達成が少なかったのですが、「社会を良くしたい!」「環境を良くしたい!」と自分の目標をあきらめてプロジェクトを行った職員さんが何人かおられました。町としては、献身的な職員さんの存在は貴重ですが、個人の目標達成をサポートし合える組織体制づくりも必要かもしれません。


【午後の部】

ファシリテーター2名で2つの世界でゲームを実施しました。似た傾向ではありましたが、環境と社会の指標が逆転した結果になりました。右側の世界では、個人目標を全員達成して、あと社会の指標がもう少し上げられていたら全達成になるところでした。社会を良くするプロジェクト、そのためのリソースも行動タイムの余裕もあったので、目標の意識づけや個人(部署)を超えた協力・リソース活用などの視点が、より発展的な組織づくりにつながるかもしれません。



 

最後に


SDGsの本質を体感していただく「2030SDGs」ワークショップを通じて、日々の1つひとつの業務・施策や、生活の中での選択や行動が、まさに今の世界の状況につながっていること、経済・環境・社会のバランスの大切さを感じていただけたのではないかと思います。


ワークショップで「世の中は世知辛い」と感じた人が午前の部は3割くらい、午後の部はゼロ!という興味深い結果や、違うテーブルの人とも交渉が進んだ「世界」のことを後で伺ったら、保育士さんなどを含む福祉部署の職員さんが多かったことが分かったり、ワークショップでもっと掘り下げたかったなぁ、もっと対話の時間を取りたかったなぁ、など思っております。


世羅町役場そして世羅町が、ますます助け合いに満ちた組織・地域になり、SDGs推進に貢献していただけることを願っています。



 


17のゴール、169のターゲット、232の指標のSDGs。

この全体像を理解して、そこに向けて動く人がもっともっと増える必要があります。


サステナブルみはらでは、SDGsワークショップの出張開催も行っています。


振り返りや問いを変えることで、様々な年齢層、立場の方に応用可能です。


組織のリーダーシップ向上・チームビルディング研修、中学・高校・大学の授業なども承りますので、お気軽にお問い合わせください。



2030年のSDGsゴール達成に向けて歩み出す人が増えますように!!!

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